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2025.05.29#イベント

戦後80年企画 特別イベント「あの日から80年 沖縄大学から平和を願う」

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沖縄大学では戦後80年の節目に、沖縄戦を改めて学び、平和について考える特別授業を企画しています。

5月28日には、福祉文化学科吉川麻衣子先生の恩師であり、沖縄戦の語り部として活動している翁長安子さん(95)をお招きして、首里戦線の体験をお話いただきました。

翁長さんは、県立第一高等女学校に通っていた15歳のときに、沖縄戦を体験し、旧日本軍の部隊と行動をともにして看護や炊事を担っていました。80年前の5月末、首里城近くの安国寺に身を寄せていた翁長さんはアメリカ軍の攻撃を受け、背中に傷を負いながら、首里から南部へと逃げさまよったそうです。戦時中に何度も死に直面し、それでも生きることができた命、その命が続くかぎり、戦争のむごさ、平和のありがたさを伝えつづけている翁長さんの姿に、参加した約50人の学生や高校生は、確実になにかを感じとった様子でした。講演終了後も翁長さんのもとには多くの学生さんが感謝の言葉を伝える姿がありました。

今回は国際コミュニケーション学科4年の中塚静樹さんの発案によるもので、中塚さんは2年前に吉川先生の講義を受けて、沖縄戦に関心をもち、その後毎週、翁長さんやひめゆり学徒隊のかたたちが集まる場所に出向いて、翁長さんたちの語りを聞いています。中塚さんは「翁長さんのお話を約2年ほど聞いてきましたが、今日は、また新たな体験をお話いただけました。同世代に平和の思いを広げたいと思っていたので、伝えることができてよかったです」と話していました。